初心者のための富士登山ガイド

 

 

ゴジラ、ガメラ、モスラ、キングギドラ、ウルトラマンに仮面ライダーシリーズ。
日本が世界に誇る世界文化遺産の別の顔(?)として、アニメやこれら特撮ものがあげられるのではないでしょうか。

 

特に怪獣が登場する昭和30〜40年代の特撮ものは、今でも国内外に多くのマニアが存在し、レアなグッズがネット上で高値で取引されたりしています。

 

特撮ものの特徴の一つが、攻撃されるターゲットや、闘いの舞台が決まっている・・・という点です。
ストーリー構成により、それが時に原子力発電所だったり、時にはダムだったりするわけですが。

 

最も登場機会が多いものを、「特撮ものの三大スポット」と勝手にネーミングして(笑)紹介してみると

 

@東京タワー
A新幹線
B富士山

 

となるわけです。

 

富士山の場合は攻撃対象とされるよりも、ヒーローと怪獣、怪獣同士が合いまみれる決戦の舞台として登場することが多いようで、東宝映画の「地球防衛軍」、「三大怪獣地球最大の決戦」などがその代表作と言えるでしょう。

 

東京タワー、新幹線はいずれも日本の高度経済成長の象徴とされるもの。
そして富士山は言わずと知れた日本人の心のシンボル。

 

そういった対象物が危険に晒されることにより
「大変なことになったぞ!」
「いったいどうなっちゃうの!?」
と、誰もが動揺しハラハラする・・・そういう心理的効果を狙った演出として利用されるワケですね。

 

こういったところにも、富士山の存在価値、富士山がいかに私たち日本人の心に根付いた存在であるのかということを感じてしまいますよね。