初心者のための富士登山ガイド

 

登山に必要なアイテムは『三種の神器』以外にも様々あります。
必需品と言われるものでさえ、結果的に使用する場面が無かったというのが登山。
それでも、いざという時に備えて用意しておく・・・という感覚は、簡単に出先のお店で手に入れることが出来る普段の旅行とは違う点なのです。

 

 

◎飲料水:標準的な水筒は500〜700ミリリットルくらいですが、最低でも1リットルは確保しておきたいところ。水筒とは別に、飲み終わった空容器を小さく潰せる500ミリリットルのペットボトルを1本携帯するとよいでしょう。富士山では要所に山小屋があり、水やドリンク類の補給は可能(自販機もあります。500ミリリットルが500円と高いですが、背に腹は代えられない)

 

◎携行食:行動食とも言い、お弁当とは別です。チョコレート、飴、ナッツ類、シリアルバーなど、小休止の時に手軽に食べられるものを。

 

◎防寒具:富士山頂は真夏の晴天下でも10℃以下、風が強い日の体感温度はもっと低くなります。防寒具は必携です。フリースやダウンジャケットなど、軽量で畳んで楽にザックに収納出来るものを。

 

◎タオル:主に汗拭き用として、小さめのものを2枚は持っていたい。

 

◎手袋:岩場を手を使ってよじ登るような箇所もあります。軍手でも十分です。

 

◎替えのソックス:汗で湿った足のまま歩き続けると、靴ずれを起こす場合もあります。

 

◎替えの下着:綿素材よりも化繊素材(ウール、ポリエステルなど)のものを。

 

◎救急セット:絆創膏、包帯、消毒薬、頭痛薬、胃腸薬、虫刺されの薬など。

 

◎レジャーシート:大きめの広告紙やチラシなどでも代用可。

 

◎ビニール袋:自分の出したゴミは持ち帰るのが大原則。汚れたり濡れたりしたものを直接ザックに入れたくない時にも重宝します。コンビニやスーパーの袋を大・中・小それぞれ用意しておくと便利。

 

◎新聞紙:山小屋泊の場合、いろいろと重宝します。

 

◎地図:登山道は一本道でありません。富士山のように標識が完備され、多くの登山者が同時に登るような環境にあっても、分岐点など要所要所で地図を確認するクセを付けて下さい。
2万5000分の1地図と5万分の1地図の2種類があるとベター。

 

 

日陰がない富士登山には日焼け止めやサングラスも忘れずに。
アウトドアショップなどで売っているバンダナも便利グッズ。
頭に巻けば帽子代わりになるし、ハンカチやちょっとした小物を包むポシェット代わりにも。また、怪我をした時には包帯代わりにもなります。
オシャレなものも多く、ファッションとしても良いアクセントになりますよね。

 

 

 

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