初心者のための富士登山ガイド

 

今まで山登り経験のない全くの初心者の方。
ハイキング程度の経験しかない準初心者の方。

 

富士山に登る前に必ず練習登山をしておいて下さい。

 

TVや雑誌などでもいろいろなトレーニング方法が紹介されていますが、実践に勝るトレーニングはありません。
登山はれっきとしたスポーツ。
登山には登山に適した運動方法、筋肉の使い方、ペース配分などがあり、これらは実践感覚で会得するしかないのです。

 

首都圏在住者なら、高尾山、丹沢、奥多摩辺りの手軽に日帰りで行ける山歩きを経験しておくと良いでしょう。
ただ、この辺りの山はアクセス至便な反面、標高がさほど高くないので、夏場は暑さが厳しいのが難点。
日程的に少し余裕があるなら、八ヶ岳近郊やマイカー+ゴンドラ利用が便利な日光白根山、谷川岳などがオススメです。
標高も2,000mを超えるので夏場の登山も快適な上、高度順応という点でも利点があります。
(谷川岳の標高は2,000mに満たないが、気象条件は3,000m級に準ずると言われています)

 

 

        

ゴンドラで標高2,000mまでアクセス可能な日光白根山   標高差1,300mはなかなかの登り堪え 富士見の山としても好適な乾徳山

 

 

なにしろ富士山の標高は3,776m。
ナンバー2の南アルプス北岳の標高が3,193mですから、国内ではずば抜けた高さなのです。
山慣れした人でさえ、高山病(酸素が希薄になることにより、頭痛やめまい、吐き気などを発症する)にかかることがあります。
高山病には体質的な個人差もあると言われています。
慣らし登山で軽い高山病とおぼしき状態になった場合、「練習の段階だから・・・」と決めつけず、富士登山の前に一度医者に相談してみた方が良いでしょう。

 

また、練習登山は体力面のみならず、購入したばかりの装備を試したり、慣らしたりするためにも有効なのです。

 

 

 

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